隙あらば自分語り!!

わかりやすく三日坊主してて笑った。

 

まあ書きたい時に書くスタイルだからまあいいか。

 

今回は最近私がバンドを追うのがしんどい話。話とっちらかってます。

 

バンドに魅力がない!とかじゃないよ!

 

とにかく、わたしにはなにもない。

綺麗な声も楽器の技術も強い意志もカリスマ性もアイドル性も音楽がとても好きだという気持ちもファンを大切にする気持ちも、彼らが持っている全てのものをわたしはもっていない。

 

彼らが何かを私に与えてくれる度に自分の何も持っていなさにびっくりする。

 

わたしは高卒で就職した。私は仕事を生きがいにすることはできないと思ったから。大学まで行ってたくさんお金を払って「自分がつくべき仕事を探す」時間が無駄だと思ったから。「自分がつくべき仕事」なんて無いと思った。

 

まあ、勉強好きじゃなかったのも全然あるけど。

 

「自分ができる仕事」をしながら、趣味を楽しむことで人生を楽しめばいいと思った。

 

そのときは誰か実在の人を推したりはしていなかった。絵を描いたり見たり、アニメを見たりマンガを読んだりが楽しかった。そんなことをしながら生きて行ければそれでいいと思ってた。

 

でも、社会人になって本格的に実際に存在する人物を応援するようになって、私の世界は変わってしまった。

 

実際にいる。

がんばろう。夢を叶えよう。みんなに勇気を与えよう。自分のやりたいことをやろう。そのためのいかなる努力を惜しまない。そんなキラキラした人間達が、わたしたちの応援を必要としている。

そんな事実が嬉しくて誇らしくてこんなキラキラした人たちを応援している私は、崇高な人間だと思うようになっていった。崇高はちょっと盛ったけど。

 

誰かを応援している自分は、ひどく美しいものだと思えた。

 

でも、それは、その事実は、自分には何も無かったことを強調してしまった。

 

わたしは3年経って会社をやめた。設備も考え方も古い会社でまあなんか色々としんどかった。周りのひとには「まじブラックだったワロタ」と言ってあるのだけど、本当はちょっと違うと思ってる(おもってるとは)。

 

わたしは本当に仕事ができない。と思ってる。

会社の仕事内容はたぶんまあまあハードではあったのだけど、きっと普通の人だったらもっとできる。効率が悪い自覚はある。デスクは片付けられないし、人に頼むの苦手だし、物忘れは多いし、すぐ焦るし。

 

どうなんだろう。「わたしは仕事ができない」と思い込んでいるのだろうか。ブラックだった会社の呪いなのかもしれないけど。でもほんと、できないんだよ。ついったーによくでてくる「職場に仕事出来ないヤツがいて無理つら愚痴らせて」みたいなのにでてくる仕事出来ないヤツ、それ、わたしです。たぶん。

 

わたしは仕事ができない

と思ったまま、フリーターになって一年半が立つ。かけもちしているバイトたちはまあまあ楽しい。たまにミスもあるけど、みんなわりと褒めてくれる。

 

まあ、バイトだからね。

 

依然、「わたしには何も無い」呪いはとけない。

 

何も無いわたしのくせに、何故かいっちょ前に自信なんか持っちゃっている。なんにも根拠なんてないのに。

 

 

いっちょ前にセトリに不満になったりするのだ。声が出てないとか。衣装がどうとか。見た目がどうとか。ついったーの動向とか。発言とか。前と比べてどうとか。

 

なんにもないくせになんにも持っていないくせに勝手に応援しているだけなのに。